2013年2月8日金曜日

学生_番外編


■ウガンダでのうんち教室の実施報告■

 

今回は、東洋大学国際地域学部杉田ゼミの3年生がウガンダで実施したうんち教室レポート(タイトル【「Poop(=うんち)Lecture(=教室)」】)を紹介します。

タイトルが、かわいらしいひびきですね。

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『ウガンダ共和国におけるPoop Lecture

 私たちは東洋大学国際地域学部で地域開発に関する様々な問題を勉強している。私たちの所属する杉田ゼミでは、開発人類学を勉強しており、20129月には研究調査でウガンダ共和国を杉田准教授と12人のゼミ生で訪問した。

 ウガンダ訪問では、私たちが調査を行う際に現地の方の協力を得ることになっていたが、私たちからも何か地域に貢献できることはないか、と考えていた。そんな時、杉田先生からNPO法人日本トイレ研究所(以下、トイレ研究所)さんが王子ネピア㈱さんと共同で実施している「うんち教室」の話を聞いた。うんち教室のような衛生教室を実施することにより、貧しく衛生設備のままならないウガンダの農村地域で、排泄に関する知識を提供するという形での貢献ができるのでは、と考えた。

 そこで、8月にトイレ研究所を訪問させていただき、過去に東ティモールでのうんち教室で使用した紙芝居を拝借した。それを参考に自分たちでウガンダの要素を取り入れた紙芝居を作成し、ウガンダ版のうんち教室「Poop Lecture」の準備を行った。
 
 

左から、塚本さん、荒谷さん、通訳のJimmy氏
 

913日、ウガンダの首都カンパラから車で6時間程離れたパリッサ県にあるBlessing Nursery and Primary Schoolにおいて、私たちは小学校12年生の計28名を対象にPoop Lectureを実施した。私たちは英語で講義を行い、それを同校の先生であるJimmy氏に現地語のルグウェレ語に訳して頂いた。児童たちは、当初「うんち」というフレーズにどのように反応していいかわからず困惑した様子だった。しかし、動物のうんちクイズや、Jimmy氏のユーモアのある表現により、児童たちが徐々に笑い始めた。近くにいる子とひそひそと笑う子、大きく口を空けて笑う子、嬉し恥ずかしそうに笑う子、と児童たちの反応が見られた。私たちのPoop Lectureの目的は、「子どもたちに排泄に関心を持ってもらうこと」であり、講義では、野外排泄の危険性、排泄時に履き物を履くことの重要性、排泄後の石鹸を使用した手洗いの重要性、の3点を強調した。私たちがPoop Lectureを実施したのは1日だけだったが、児童たちに講義の内容を忘れないで欲しいと思い、ラミネート加工した紙芝居を児童が日常的に見られる位置に飾ってもらおうと学校に贈呈した。

一日も早く、自身で病気を防げるようになることを願う。そのためにも、今日も彼らが講義で聞いたことを実践し、その輪を広めてくれていることを期待したい。


Poop Lecture時の児童達の様子

 

(レポート:東洋大学国際地域学部国際地域学科3年塚本彩華、荒谷知佳)

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紙芝居を使いながらトイレや手洗いの大切さを分かりやすく伝えていました。うんち教室で学んだことを、家族に話してくれる子どもたちもいたそうです。授業を受けた子どもたちから、健康や衛生についての正しい知識と習慣が広がっていくことを期待しています。





 

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